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アイロンの温度はどうして高いとダメなのか検証してみた!

- 2021年09月03日
- 藤本 理子
- 美容器具情報
今回はカラーをした髪に様々な温度でアイロンをして抜け方の違いについて検証していきます!
そもそも髪の毛って何でできてるの?
そもそも髪の毛って何で出来てると思いますか?
髪の毛はタンパク質からできています!
なので、高温を当て過ぎるとタンパク質変性というのを起こしてしまいます。
わかりやすく言うと、ゆで卵と一緒です!
卵を熱するとゆで卵になりますよね?
髪の毛にもそれと同じ事が起こります。
一度タンパク質変性を起こしてしまうと元には戻らないので、ダメージの原因やカラーの褪色が早い原因となってしまいます。
暖色系 アイロン温度による抜け方の違い
ブリーチを一度した毛束に暖色系のカラーで染めて、アイロンを様々な温度で10秒ずつ当てました。
寒色系アイロンに温度による抜け方の違い
一度ブリーチした毛束に寒色系のカラーで染めて、アイロンを様々な温度で10秒ずつ当てました。
検証結果
暖色系と寒色系どちらも160度ぐらいから色が抜けてきています。
200度になると一回熱を与えただけでもかなり色落ちしていることがわかります。
120度や140度では一回熱を通す程度ではあまり色が抜けてません。
高い温度でやりすぎてしまうと、せっかく染めた綺麗なカラーが抜けてしまいます。
カラーの持ちを良くするにはどうすればいい?
検証結果でもわかったように、高い温度でアイロンを当ててしまうと、色がすぐ抜けてしまいます。
なので出来るだけ低い温度で当てた方がダメージも少ないですし、色もすぐには抜けにくいので長持ちします。
できるだけ160°以下で使うのをお勧めします!
- 藤本 理子/フジモト リコ
- NYNY 阪急西宮北口店 トップスタイリスト
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